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冬の暑さは「電熱ベスト」で乗り切る。冬は・・・
真冬の寒さを乗り切る画期的なアイテム「電熱ベスト」を過去に紹介しました。
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そこで今回は夏の暑さを乗り切るための「クールベスト」をご紹介しましょう。
Amazonで買えるクールベスト
HyperKewl(ハイパークール)
特徴
HyperKewl(TM)という特殊な生地を使用したベスト
電気は不使用、使うのは水だけ、気化した際に奪う熱を利用
イラク戦争では2万5千着ものクールベストが米兵に支給された実績があるほか、韓国の警察隊にも正式採用、世界50か国で1年間に250万着も販売されている
製品と体の間に隙間があると効果が高いとのこと。下にTシャツなどの下着を身に着ければOK
選択はぬるま湯の手洗いのみ可能。洗濯機での洗濯のほか、柔軟剤や漂白剤の使用はNG。アイロンやドライクリーニングもNG




- 夏のツーリングで活躍した
- 期待したほど涼しくならない
- 大きさはアメリカサイズを考慮、重さは少し気になるが体感温度は良い感じに下がる
- 効果は感じるがTシャツが濡れる
- 炎天下の作業がかなり楽になった
- 空調服の下に着ると効果大だが、水の吸わせ方次第でズボンが濡れる





こちらの方はクールベストの使用方法や実際に使った感想などを丁寧に紹介しています。
寒くなるくらいの体感があったそうです。
こちらの方は炎天下の屋外をクールベスト着用で歩いています。
期待したほどの冷却効果は得られなかったとの感想です。





ポイント
水を利用した気化熱で涼しくなる商品ですので、自分がどういう環境で使うかで効果が大きく違ってきます。
風がある場所で使えば効果は大です。ツーリングもそうですが、屋外の風が吹くところなら効果を発揮するでしょう。
屋内では効果がない、というのは早とちり。屋内でも風が吹く環境なら活躍するでしょう。さらに、家の中でも扇風機を利用したり、窓を開けて風の通りを作ってやれば商品が活きます。
風をいかにして利用するか。それがこの商品のキモです。それなりの価格は伊達ではありません。
軍や警察に採用された理由は、原動力に機械(電気)を使わないシンプルな仕組みゆえに故障が少なく、ランニングコストを抑えられるためと思われます。また、屋外で任務にあたるケース(酷暑)を想定してのものとも思われます。
THANKO 水冷冷却クールベスト
特徴
冷却パックを使用し、内部の水を冷却、さらにポンプでそれを循環させることで体温を下げます。
気化熱利用ではないため、屋内で無風でも効果を発揮します。
バッテリーは8時間持ち、それ以上でもモバイルバッテリー等USBで接続することでさらに長時間、使用可能です。
冷却パックはそのまま冷凍が可能のほか、後入れで氷を投入することにより再び冷却効果を持たせることができます。



- 課題は多いが非常に強力で、夏の暑さを忘れるレベル
- ロックアイス1kg・水500cc:60~90分程度の寿命
- 冷媒タンク(袋)に保冷剤を当てた場合:90~120分程度の寿命
- 1時間も持たない
- 氷を補充しながら使えればよい
- 思っていたより冷えず、水が重い。将来に期待したい
- 冷却水が氷頼みでは限界あり
- 空調無しの教室教鞭では生命維持装置
ポイント
youtubeを見るまでもなく、レビューで知見が集約された商品です。
ポイントは「氷を使用すること」
環境温や体温に熱を奪われた氷は急激に溶けていきます。氷が溶けきってしまうと、あとは環境温または体温と同じ温度になるのみ。こうなるとただの重りでしかなくなります。
8時間持続するのは循環ポンプのバッテリーのみ。冷やす効果はレビューが謳う時間が参考になるでしょう。
最後のレビューは商品の利用価値を示唆しています。つまり限られた時間で利用するならば大変重宝するということです。90分間の授業で効果が持続すればOK、などですね。
もし、利用するのならここぞというタイミングで氷を入れるのがいいでしょう。体温が上がりすぎて危険な場合などです。熱中症の応急手当のひとつにもなるかもしれません。
長時間、例えば8時間の酷暑作業で最初から着用しても、1時間~2時間で効果が切れてしまうとあとの6時間は無意味です。こういった場合は気化熱を利用したクールベストのほうが適しているかもしれませんね。