
- 容量?
- サイズ?
- それともデザイン?
今回はモバイルバッテリーの選び方を解説します。
【目次】
A(アンペア数)と入力値
「アンペア(A)」とは、電流量(電気が流れる大きさ)を表す単位です。
つまり、モバイルバッテリーのAが大きいほど、スマホを充電するスピードが速いということです。
BUFFALOがiphone7に行った、バッテリー残量10%から100%にするまでの充電時間計測において、2.4A急速充電モデルの製品は1Aのものに比べ42分間も速く100%になっています。
A(アンペア数)は「出力値」とも言い換えられます。

「入力値」はモバイルバッテリーそのものに給電できる力で、これが大きければ本体の充電が速くなります。ただし、給電元が家庭用電源で出力値が高い場合や、急速充電対応の器機を使用した場合に限ります。
参考:mAhって?入出力って?意外と知らないモバイルバッテリーの基礎知識|3RSP
W(ワット)は?
いっぽう、充電の速さに大きく関係するのが、出力を示す電力「W」(ワット)だ。以前は、USBポートの電圧が5Vで固定されていたので、電流の大きさ「A」(アンペア)を見るだけで充電性能が把握できた。しかし、近頃は出力の電圧「V」(ボルト)を高めたものが増えており、電圧×電流で求められる電力「W」を見たほうが充電性能を把握しやすい。
上記によれば、モバイルバッテリーからの充電速度を判断する目安としては、AよりもWを見た方がよい、ということになります。
ほか複数のサイトを確認したところ、基本的にWについて記載しているサイトは少なく、当サイトではAの大きさがモバイルバッテリーからの充電速度を判断する目安として考えることにします。
ちなみに、電気製品によっては既定のW数に達していなければそもそも電源を供給できないものもあり、DCポート付きのモバイルバッテリー等では重要な数値になりそうです。
mAh(ミリアンペアアワー)
モバイルバッテリーの容量です。これが大きければ大きいほど、スマホ等に長時間充電できます。
基本的に、容量が増えればモバイルバッテリーのサイズや重さは増大すると考えましょう。

参考:mAhって?入出力って?意外と知らないモバイルバッテリーの基礎知識|3RSP
入出力ポート
出力ポート数が多ければ多いほど、多数のデバイスに同時充電ができます。
入力ポートはmicro-USBタイプから最近ではtype-Cタイプに移り変わっている印象です。

ソーラー充電
一般的なモバイルバッテリーに備わっている「ソーラー充電」機能は、おまけ程度に考えていたほうがいいでしょう。
過去、多数のソーラー機能付きモバイルバッテリーについてレビューを見ましたが、天気の良い日に放置しても数%しか本体充電されいなかった、という感想や、かなり期待したがソーラー充電は機能しない、という感想がほとんどを占めます。
例外的にAnkerやRavPowerが販売する、折り畳みが可能でソーラーパネル面積の大きいものは、モバイルバッテリーに比べてソーラー充電できる能力は高いようです。それでも、家庭用電源などから本体に給電するような充電スピードは得られません。

PSE認証
2月1日からモバイルバッテリーが電気用品安全法(PSE法)の全面規制対象となった。PSEマークの表示が義務付けられ、表示されていない製品の流通は禁止された。
上記は2019年のこと。
モバイルバッテリーは現時点(2021年2月13日)においてPSEマーク表示が義務付けられています。
ですので、商品に「PSEマークついてます!」というアピールがあったとして、それは当たり前のことなんです。

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